

ユゴーの大作「レ・ミゼラブル」を見た。
アレクサンドル・デュマと同時期の作家で、「モンテ・クリスト伯」との共通項を見出したために見る気になった。
アマゾンのレビューを見ると、一番最近作になるこの映画は原作がかなりはしょられているとある。
反面、わかりやすくなったという説もあった。
【あらすじはこんな感じ】
一切れのパンを盗んだ罪で罪人となるジャン・バルジャン。
脱走して神父のところで高価な食器を盗もうと図る。
しかし、神父の優しさにふれて悔い改める。
数年後、心優しい市長として名前も変えたジャン・バルジャンのもとに受刑囚時代を知る男、ジャベールが配属されてくる。
市長がジャン・バルジャンであると確信したジャベールは、市長を告発。
しかし、その時ジャン・バルジャンが逮捕されたという報告がはいる。
娼婦から娘のコゼットをお願いしますと頼まれていたバルジャンだが、人違いによって無実の男がつかまることにたえかね、ついに正体を明かしてしまう。
一転して追われることになったジャン・バルジャンは、冷たい親戚のもとでつらい思いをしていたコゼットを救い出し、ともにパリに逃げ延びていく。
そしてさらに数年がたち、コゼットは美しい娘に成長していた・・・・。
こういうシンプルな話(といっていいかわからないが)は、見ていて単純に涙がこぼれてくる。
ジャン・バルジャンの真摯な行為と、一度の過ちを認めないジャベールとの対比が巧妙だ。
美しく成長したコゼットに心を乱されていたはずだが、その幸せのためにコゼットの愛する男を救いに行くところが立派。
とはいえ、コゼットの愛する男の身勝手さに腹が立つのは私だけだろうか。
恋とはそういうもの、といのはフランス的な感覚なんだろうか。
しかし、まあ泣きたいときにはストックしておくといいかもしれないと思う。